ばんけみそ

ばんけのほろ苦さと香りが春の訪れを感じさせる一品。
鶴岡では「ふきのとう」のことを「ばんけ」と呼びます。

材料(4人分)
ばんけ(ふきのとう) … 100g        
味噌 ……………………… 大さじ4        
砂糖 ……………………… 大さじ4弱       
酒 ………………………… 大さじ2
米のとぎ汁 ……………… 適量
作り方
  1. ばんけは水で洗って、米のとぎ汁で2~3分色が変わるまで茹でる。
  2. 1のばんけを水に浸して2~3時間置く。
  3. ばんけの水気をしぼり、細かく刻むか、すり鉢ですりつぶす。
  4. 鍋に砂糖と酒を入れ、煮立ててから味噌と3のばんけを加えて練り合わせる。
ポイント

※「ばんけ」とは地方名でふきのとうのこと。
※茹でる際に、 とぎ汁からばんけの頭が出ないように箸などで押さえながら茹でるときれいな色のまま茹で上がる。
※米ぬかを入れて茹でると、色が鮮やかになる。
※つぼみの状態が良い。 苦いので花芽は取る。 
※長期保存する場合は、焦げつかないようによく混ぜながら、 とろ火でじっくり煮詰めた ものを冷蔵庫で保存する。

ばんけ(ふきのとう)
キク科フキ属の多年草。雪解けを待たずに出てくる山菜で、独特の香りとほろ苦さや甘味があり、春を告げる山菜のひとつです。
ばんけの語源は、アイヌ語からという説や、方言からという説など諸説あるが、どれが正しいのか明確ではありません。
 
 

鶴岡市独自の食文化を行事ごとにご紹介します。

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