一粒一粒に凝縮された旨みと愛情。代々伝わる健康食

梅干

梅干しを食べると、疲労回復、食欲増進、便秘予防など、体に良いことがたくさんあります。殺菌作用もあり、昔から伝わる優秀な保存食と言えるでしょう。

材料(作りやすい分量)
梅   1 kg
塩   100g
酢   100cc
焼酎  100cc
赤しその葉 500g
作り方(旧つるおかおうち御膳P.62)
  1. ※ 青くてかたい梅の場合は、全体的に 黄色味がかってくるまでおいておく。
  2. 梅は丁寧に洗い、かぶる位の塩水に 4~5時間漬けてアク抜きをしてへたを取り、乾いた布巾で水分を拭き取る (傷のある梅は取りのぞく)。
  3. 容器に梅を入れて塩をふりかけ、梅 に塩が均一につくように混ぜ、表面を平らにし、 落し蓋、重石の順にのせ 3~4日塩漬けする(漬け汁が梅よりも上にあがるように)。
  4. しその葉は水洗いして、 水分を拭き 取り、 少量の塩で揉み、黒い汁はし ぼって捨てる (3~5回繰り返す)。この時水洗いしない。
  5. 4のしぼったしその葉を別のボール に移し、 3 の梅漬け汁を少しかけてしその葉から赤く色が出て葉がやわらかくなるまで揉む。
  6. 漬ける容器に 3の梅と 5 のしその葉、赤い汁を入れる (空気が入ら ないようにおさえる)。 残りの漬け汁と酢、焼酎を混ぜて注ぎ入れ、落し蓋、軽い重石をのせて蓋をして涼しいところにおく。
  7. 土用の天気の定まった頃、 3日間 土用干しをする (途中で1回梅を 裏返す。 夜は容器に戻す)。
料理のポイント

※水上がりが悪い場合は、焼酎を用いる と良い。
※しその葉が多い場合は、干してゆかりにする。
※表面にカビが出たら、 少量の焼酎をかける。

梅を使ったレシピ

鶴岡市独自の食文化を行事ごとにご紹介します。

わらびのアク抜きや魚のさばき方など、料理に役立つ知識をご紹介。


新着情報


「つるおかおうち御膳」とは?

鶴岡の郷土食を紹介するレシピ集です。この地で受け継がれてきた郷土食。「最近食べていないなぁ、懐かしいなぁ」「コレ、ばばちゃんがよく作ってくれたな」「久しぶりにコレ、作ってみようかな」と、レシピ集を片手に懐かしんでみてはいかがでしょうか。鶴岡市内書店にてお買い求めいただけます。

鶴岡食文化創造都市推進協議会
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