秋の行事食

田の神上げの献立

田の神上げ
【11月23日】

春に山を下った神が『田の神』となり、その勤めを終える秋には山に登って『山の神』となると言われています。田の神上げとは、一年間田を守っていただいた神様に感謝し、田の神が山に帰るのを送る行事です。地域によって違いはありますが、全体としては11月23日に行われます

● 献立内容

一の膳(写真左下から時計回り)
*ご飯
*漬物(赤かぶ漬)
*尾頭付きの魚(口細カレイ)
*雑煮餅

二の膳(写真上から)
*煮物(鮭と大根の煮付け)
*お浸し(菊のお浸し)
他にあん餅、油揚げの煮物、なめこのおろし和え、吸物など各地域、家庭により様々です。

鶴岡では、今年取れた新しいもち米で餅をつき、箕のに入れ、稲穂、御神酒、新米と尾頭付きの焼き魚とともに神棚に供えます。その年の新米は田の神上げの際に初めて食べていました。

● 材料(菊のおひたし 4人分)

200g
大さじ1
醤油
適量

 

料理のポイント

菊の水分をきる際に、強くしぼりすぎると酸味が出るので注意する。

その他の調理例

*胡麻和え *くるみ和え
*だし割り醤油和え *おろし酢和え

● 作り方

菊の花はへたを取り、よく水洗いしてザルにあげて水気をきっておく。

鍋にたっぷりのお湯を沸かし、酢(分量外)を少量入れて菊をさっとゆでる。

ゆで上がったらザルに取り、水にさらす。

苦味が取れたら、ザルにあげて水気を十分にきる。

酢醤油を作り、かける。

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