生きた文化財 在来作物

黄金ミョウガ

鶴岡市の金峯山東麓の黄金と呼ばれる地域は、古くから庄内柿や孟宗とともにミョウガの栽培が盛んです。春に出る若い新芽をミョウガタケ、開花前の花茎をハナミョウガといい、庄内では主にハナミョウガを食べます。

特色

  1. 現在黄金地域でミョウガを出荷している人は40~50名。
  2. ミョウガは半日陰が好きなので柿の木の下(桜や他の木の場合もある)を好む。
  3. 以前は藁や萱を敷いてミョウガが緑色にならないようにした。最近は杉の葉を敷いて緑色にならないようにしている。
  4. ミョウガの出荷時期
    夏ミョウガ   8月10~20日
    秋みょうが   8月20日以降
    パッと見では夏ミョウガと秋ミョウガの違いがわからない。
  5. 柿の木の根元のミョウガを出荷する場合、7月中旬以降その柿の木は消毒しないようにしている。
令和3年9月撮

参考資料

『庄内の味』 伊藤珍太郎 「金峰山麓にみょうがを探る」参照

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