鶴岡市ユネスコ食文化創造都市 認定10周年記念事業
つるおかふうどフェスタ 特別企画

「風土×FOOD Night ~食がつなぐ世界と鶴岡~」
開催しました!


 ユネスコ食文化創造都市に認定されてから10周年を迎えたことを記念し、12月7日(土)に開催した「つるおかふうどフェスタ」の特別企画として、国内外のユネスコ食文化創造都市と海外の姉妹都市のシェフによるコラボディナー「風土×FOOD Night~食がつなぐ世界と鶴岡~」を12月8日(日)、グランド エル・サンを会場に開催しました。

 今回のコラボディナーでは、全部で11品のお料理をご参加いただいた皆さまにお召し上がりいただきました。どのテーブルでも、各都市のシェフからのお料理の説明に“うんうん”と頷く姿や、食文化の違いに驚く姿など、お料理の感想を笑顔で共有する様子が見られました。



『 つるおかふうどフェスタ2日目 特別企画「風土×FOOD Night」』
- Tsuruoka UNESCO Creative City 10th Anniversary Celebration - Day2 -

Tsuruoka / Japan                  鶴岡市 / 日本

(2014年 認定)

Chef / シェフ 
Tadanao Katakura
片倉 忠直
(グランド エル・サン:写真右)

Nagisa Sato
佐藤 渚
(グランド エル・サン:写真左)
「テリーヌIMONI」
秋から里芋が出回る季節。庄内では、芋煮を食べる機会が増えます。今回はその材料でフランス料理の技術を使いテリーヌに仕立てました。(写真上)
「ハモンクルード松ヶ岡」
日本で最初に本格的に生ハムを作り上げた料理家・辰巳芳子氏の伝説の生ハムをここ庄内で今年2024年に復活させました。
日本人の伝統的な知恵と技法で作り上げたこの生ハムは、臭みを丁寧に取り除き芳醇な香りを醸し出し日本人にあった優しい味に仕上がっています。(写真左下)
「寒椿~庄内の恵みより~」
昆布締めした平目に、しその実と庄内の在来作物であるカラトリ芋の茎を和を感じられる出汁をベースに味付けをし、あつみかぶで包み込みました。(写真右下)

Mérida / Mexico                  メリダ / メキシコ

(2019年 認定)

Chef / シェフ
Rebeca De Anda Bautista
レベカ・デ・アンダ・バウティスタ
「Taco de tako / タコのタコス」
この料理は今回のイベントのために特別に作られたものです。
タコを使用したマヤ風のタコスで、黒いソースが特徴です。メキシコ料理におけるタコスの重要性を強調し、伝統的なマヤの食材を組み合わせて使用しています。

Macao / China                  マカオ / 中国

(2017年 認定)

Chef / シェフ
梁 健明 
レオ・キンメイ
「Mini pork chop bun / ポーク・チョップ・バーガー」
この料理の起源は16世紀に遡ります。当時のマカオはポルトガル文化の影響を深く受けており、中国とポルトガルの食文化が融合してこの料理が生まれました。現在では地元の人々や旅行者の心をつかみ、マカオのストリートフードの象徴的な存在となっています。

Bohicon / Benin                  ボヒコン / ベナン

(2021年 認定)

Chef / シェフ
MARIO AYOU BASSO 
マリオ・アユ―・バッソ
「Bomiwo / ボミオ」
もともとは伝統的な祭りの際に先祖のために作られていましたが、時が経つにつれて家庭料理として親しまれるようになりました。主な食材は鶏肉とトウモロコシ粉、玉ねぎ、青唐辛子で、天然のスパイスを混ぜ合わせて味付けをします。

Santa Maria da Feira / Portugal              サンタ・マリア・ダ・フェイラ / ポルトガル

(2021年 認定)

Chef / シェフ
Elísio Bernardes 
エリジオ・ベルナルデス
「Pastrami of Cod with sautéed guanciale and cockle
 タラのパストラミ グアンチャーレと貝のソテー添え」
世界大戦中の食料不足を背景に、「利用可能な全ての食材を活用する」というポルトガルの独創的な食文化が生まれました。この料理は、ポルトガルの伝統的な料理で主に使われていた食材の魚と豚肉を使用しています。

Usuki / Japan                 臼杵市 / 日本

(2021年 認定)

Chef / シェフ
山田 海渡
( 山庵 )
「きらすまめし」
残り物の刺身や魚をおろしたあとの中落ちに、豆腐の製造過程で出るおからをまぶしてかさ増しをした倹約料理です。古くから家庭料理として親しまれており、現在では飲食店やスーパーの総菜コーナーでも常に見かける郷土料理です。

Iloilo city / Philippines                 イロイロシティ / フィリピン

(2023年 認定)

Chef / シェフ
Cid Garret Jalandoni
シド・ギャレット・ハランドニ
「Sour Batwan Soup with Salmon
 鮭のバトワン酸味スープ」
イロンゴ地方に自生する酸味の強い果実バトワンを使った伝統的なスープ料理。冷蔵庫が普及する前の時代、食材を無駄なく一度に使い切れるスープは家族で一緒に食事がとれる最良の方法でした。スープはイロイロ市の文化の一部であり、多くの家族がスープのある食卓を囲んでいます。

Florianópolis / Brazil                 フロリアノポリス / ブラジル

(2014年 認定)

Chef / シェフ
Narbal Corrêa
ナルバル・コレア(写真左)
「LUMBE-LUMBE WITH MUSSELS AND PRAWNDS 
 ムールとエビのランベランベ
フロリアノポリスの伝統的な料理で、地元の漁師の食卓には欠かせない料理です。この料理に使う魚介類は、何千年も前から現在に至るまで食されています。今回はオリジナルレシピにアレンジを加えエビを追加しました。

Bergen / Norway                 ベルゲン / ノルウェー

(2015年 認定)

Chef / シェフ
Raymond Mikkelsen
レイモンド・ミケルセン
「Persetorsk / 塩漬けタラの焼き物」
ベルゲンで最も本格的な料理。多くの家庭でクリスマスの時期に食べられ、祝祭の料理として考えられていました。長時間タラを砂糖と塩の溶液で漬け込むことで、魚の身がしっかりとした食感に変化します。

New Brunswick / USA               ニューブランズウィック / アメリカ合衆国

(1960年 姉妹都市盟約を締結)

Chef / シェフ
Brian Karluk
ブライアン・カールック
「Red Wine Braised Short Rib Pot Pie
 赤ワインで煮込んだショートリブのポットパイ」
1950年代のアメリカ家庭で人気が高まった、伝統的なアメリカのサンデーポットローストに似たゆっくりと煮込んだ牛肉料理です。それにアレンジを加え、焼いたパイ生地に煮込んだ肉と野菜を挟みました。

Tsuruoka / Japan                 鶴岡市 / 日本

(2014年 認定)

Patissier / パティシエ
Jun Miyata
宮田 淳
(グランド エル・サン)
「ラ・フランスのタルトとつや姫のグラス」
パイ生地にアーモンドクリームを絞り、ラ・フランスを乗せて焼いたタルトと、田村牛乳で煮込んだつや姫に、北海道産の生クリームとマダカスカル産のバニラを加えて作ったアイスクリームです。
フィナーレ 全参加都市 登壇

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