「庄内の笹巻製造技術」の国登録無形民俗文化財 答申について
令和6(2024)年1月19日に開催された国の文化審議会において、鶴岡市を含む庄内地方で製造されている笹巻の製造技術について、登録無形民俗文化財への登録の答申がなされましたので、お知らせします。
庄内の笹巻製造技術
○文化財の名称 庄内の笹巻製造技術
○文化財の所在地 山形県
○保 護 団 体 特定せず
○文化財の概要
【登録の趣旨】
季節の節目である節供には、行事食を伴うことが多い。端午の節供においては、粽
【文化財の説明】
本件は、山形県北西部の庄内地方に伝承されてきた、笹巻と呼ばれる行事食の製造技術である。笹巻は、粽の一種で、庄内地方においては、邪気を払い、男児の無事な成長を祝って各家で作られてきた。もち米を材料とし、粒のまま笹で包んで形を整え、イグサやスゲで固く縛り、数時間煮ることで完成となる。形状には、四面体型や三角型、たけのこ型などの種類があり、また、庄内南部の鶴岡などでは、灰汁を加えることで保存性を高めた、黄色の笹巻の製造技術も継承されている。出来上がった笹巻は、きな粉や黒蜜をかけて食べる。
【文化庁報道資料】
文化審議会の答申(重要有形民俗文化財の指定等)
記念イベントの開催について
答申を受け、記念イベントを開催します!
■日時 2024年2月10日(土)
■会場 FOODEVER(鶴岡市末広町3-1 マリカ東館1階)
イベント詳細はこちら