つるおか おうち御膳
春の郷土料理
孟宗ご飯
サクッと噛むぼどに広がる風味と甘さ。
孟宗筍
庄内の産地は大きく分けて、金峯山周辺の湯田川、谷定、田川地域と温海の早田地域などがあります。えぐ味が少なく、やわらかな歯ごたえが特徴。
孟宗筍は「食物繊維の宝庫」。便秘の予防改善だけでなく、コレステロールの吸収を抑え体外に排出してくれるという効果があります。他にビタミンB1、B2、ミネラルを含み、たんぱく質も豊富で低カロリー。美味しいだけだなく、体にも良い食材なのです。
● 材料(4〜5人分)
- 米
- 2合
- ゆでた孟宗筍
- 150g
- 鶏肉
- 60g
- 薄揚げ
- 1枚
- きぬさや
- 8枚
- だし汁
- 200㏄
- 砂糖
- 大さじ1
- みりん
- 大さじ1/2
- 醤油
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1
- 酒
- 大さじ1(A)
- 大さじ1(A)
- 醤油
● 作り方
1 米は炊く1時間前に洗ってザルにあげておく。
2 ゆでた孟宗筍は食べやすい大きさ鶏肉は1㎝に切る。鍋にだし汁と砂糖、みりんを加え、孟宗筍と鶏肉を10分程煮る。
3 2に醤油と塩を加え、落し蓋をし、汁が半量になるまで煮て冷まし、汁と具を分ける。
4薄揚げは熱湯に通し油抜きし、千切りにする。きぬさやはすじを取り、塩を入れた熱湯でさっとゆでておく。
5十炊飯器に米、3の煮汁と水、Aを加えて水加減と味を見て、4の薄揚げを加えて炊く。炊き上がったらすぐに 3の具をのせ15分蒸らす。
ポイント
*材料や調味料を全部加えて炊飯器で炊き込む方法もあるが、事前に具に味付けした方が味がしみて美味しい。