鶴岡の食文化を紡ぐ人々
No.064 鶴岡No.1次世代料理人決定戦
初代グランプリ 齋藤 翔太さん(庄内ざっこ)
鶴岡No.1次世代料理人決定戦 グランプリ 齋藤翔太さん
緊張感漂う中開催された初めての大会
2020年2月18日午前10時。鶴岡No.1次世代料理人決定戦の会場の厨房。タイムキーパーの「調理を開始してください」という声が響き、料理人の次世代リーダーを輩出する戦いの火蓋が切られました。ピンと張りつめた空気が漂う中で、包丁の音が響きます。
共に戦ったファイナリストの6名
真剣なまなざしで調理を見つめる審査員
グランプリ決定の瞬間
料理人になった原点は「家族」
見事グランプリに輝いた翔太さんにお話を伺おうと、後日改めてお店を訪問すると、店内にはお祝いのお花やお酒がずらりと並んでいました。お子さんが通う保育園の先生や保護者、お客様からもお祝いの言葉をいただいたり、仕入れで通う産直ではフリーペーパーの記事を貼りだしてくれたそうです。反響の大きさに「とんでもない事をしてしまった」と思ったそうです。マスコミに取り上げられたことで、仙台にいる修業時代の先輩からもお祝いのメールがあったことがとても嬉しかったといいます。
兄弟・家族で支えあう [チーム・ざっこ]
地元の人が慣れ親しんだ食材に込めた思い
大会で披露した料理
鶴岡の食の魅力を発信していくこれからの料理人たち
海外との交流の場にも積極的に参加(スペイン・バレンシア)
鶴岡No.1次世代料理人決定戦
「鶴岡の食」を全国に向けて発信できる次世代リーダーを輩出するために2019年度に初めて開催された料理人の大会。第1回大会には17名の応募があり、書類選考を経て選出された6名のファイナリストによる決勝大会が2020年2月18日に開催された。市内調理師会の代表や首都圏から招いた料理業界の著名人など審査員11名による厳正な審査と抽選により選ばれた市民審査員6名による試食・投票が行われた結果、4名が入賞した。