サクラマスのあんかけ

春の訪れを告げる魚サクラマスに、甘いあんをかけるのは庄内特有の食べ方で、春のお祭りのごちそうです。

春祭りのごっつぉの一品として、鱒の焼き物や孟宗の煮物などと共に、どこの家庭でも作られています。
庄内三大祭りのひとつでもある、5月25日の天神祭りには欠かせない一品です。

材料(4〜5人分)
サクラマスの切身 ……… 4切れ位
茹でたにら ……………… 160g        
おろししょうが ………… 60g       
塩 ………………………… 少々           
あんかけのあん
作り方
  1. サクラマスは塩を少々ふり、蒸し器で水から蒸す。
  2. 身の中まで火が通ったら火を止める。
  3. あんを練る。
  4. 器に骨を取り除いたマスとにらを盛り合わせ、食べる直前にあんをかけ、おろししょうがを添える。
料理のポイント

※マスは1匹のまま蒸し、手で皮を除きながら身をほぐす方法もある。祝い事・祭りの時に。
※ゆで卵や、うどん、そうめんなどを添える家庭もある。
あんかけあんの練り方はこちら
 

サクラマス
 鮭の仲間で、「山形県の魚」に制定されています。稚魚の頃、縄張り争いに負けたものは餌を求めて海にくだります。川で一生を送るものは「ヤマメ」、海にくだるものが「サクラマス」になります。海にくだったサクラマスは、海で豊富な栄養を取って数倍にも大きくなり、川をくだってから1年後の春、生まれた川に戻ってきます。その時期が桜の咲く頃で、その身がきれいな桜色をしていることから「サクラマス」と呼ばれるようになりました。
サクラマスを使ったレシピ

鶴岡市独自の食文化を行事ごとにご紹介します。

わらびのアク抜きや魚のさばき方など、料理に役立つ知識をご紹介。


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