なすの浅漬

鶴岡の夏の風物詩。
歯切れが良い食感と実のしまりが特徴の「民田なす」と皮のやわらかい「沖田なす」。なすの種類による 食感の違いを楽しめます。

材料(作りやすい分量)
丸小なす(民田なす・沖田なすなど)
 ……………………… 500g
みょうばん ………… 小さじ2(1.5g)
塩 …………………… 大さじ2弱(27g)
砂糖 ………………… 大さじ5(45g)
水 …………………… 500cc
作り方
  1. 丸小なすは、洗って水をきる。
  2. ポリ袋に分量のみょうばん、塩、砂糖を入れる。
  3. 分量の水のおよそ1/3を2のポリ袋に入れる。最初は濁って いるが透明になるまで、よく混ぜて溶かす。
  4. 1の丸小なすを3のポリ袋に入れて、2分位よく揉む。よく揉んだら残りの2/3の水を入れ、よく混ぜる。
  5. 空気を抜いてポリ袋の口をしばる。2時間位常温に置いてから、冷蔵庫で保管する。
ポイント

※翌日から食べられる。
※色が変わりやすいので、作る量は2日位で食べられる量を目安にし、こまめに作る。
※なすのヘタは取った方が早く浸かる。
※水の代わりにビールやノンアルコールビールで漬けてもおいしい。
※漬物は各家庭で漬け方もさまざまあり、材料のなすの種類によってもかわるため自分のお気に入りの味をいろいろ考えて作るのが良い。

民田なす
 「めずらしや山をいで羽の初茄子」とは俳聖松尾芭蕉が「おくのほそ道」で元禄2年に出羽三山詣でに訪れた際に、鶴岡で民田なすを食べ、詠んだ一句と伝えられています。丸小なすが珍しく、味もおいしかったのか、歓待への想いがこの発句から見て取れます。
沖田なす
 薄皮がパリッと弾ける、良食味のなす。昭和40年代に南陽市から伝わった沖田なすは、鶴岡の朝日地域を中心に生産されています。民田なすに比べると皮がやわらかいのが特徴です。
丸小なすを使ったレシピ

鶴岡市独自の食文化を行事ごとにご紹介します。

わらびのアク抜きや魚のさばき方など、料理に役立つ知識をご紹介。


新着情報


「つるおかおうち御膳」とは?

鶴岡の郷土食を紹介するレシピ集です。この地で受け継がれてきた郷土食。「最近食べていないなぁ、懐かしいなぁ」「コレ、ばばちゃんがよく作ってくれたな」「久しぶりにコレ、作ってみようかな」と、レシピ集を片手に懐かしんでみてはいかがでしょうか。鶴岡市内書店にてお買い求めいただけます。

鶴岡食文化創造都市推進協議会
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