【開催報告】※ご来場ありがとうございました。
「世界の課題と鶴岡の食文化を考えるSDGsパネル展」
~食文化は持続可能な未来をつなぐ~

SDGs(エスディージーズ=持続可能な開発目標)
 「誰一人取り残されない」「貧困のない」持続可能な世界を次世代に受け継いでいくことを目指して国連が定めた国際社会共通の目標のこと。2030年までに世界が達成すべき17の目標と169の対象を表したもの。

6月18日は国連が制定した「持続可能な食文化の日」。この日に合わせ、今年もパネル展を開催いたします。
持続可能な食糧生産、農業開発など世界中で食に関わる様々な課題が山積な中、課題の解決の糸口のひとつとして「食の保存技術など私たちの日常に根付く食文化が秘める可能性」をテーマに展示いたします。
また、同時開催にて『BISTRO下水道』による下水道資源循環の取組紹介』も開催しております。ご来場お待ちしております。
 

6月18日は国連が制定した「持続可能な食文化の日」です。
持続可能な食糧生産、農業開発など世界中で食に関わる様々な課題が山積しています。
そういった課題の解決の糸口として、食の保存技術など私たちの日常に根付く食文化が秘める可能性について考えるパネル展を開催しております。


日時:2020.6.15(月)~6.30(火)

場所:つるおか食文化市場FOODEVER 文化体験スペース

内容:世界の食糧問題と鶴岡の食文化




パネルテーマ

 次の5つをテーマとして、世界の食をめぐる課題に鶴岡の食文化が貢献できる可能性を示すパネルを展示します。

 A:鶴岡の宝・在来作物。これら多様な種は世界の食料問題を解決に導く潜在力を秘めている
 B:鶴岡の食の保存文化。食料を保存する文化が世界の食料問題を救う
 C:食材を食べるための知恵「灰汁抜き」。世界にはない知恵が鶴岡の食文化を支えている
 D:栽培漁業や魚の放流は世界の水産資源を守ることにつながる
 E:焼き畑は森林保全と食料生産を兼ねた優れたサイクル


テーマA:「鶴岡の宝・在来作物。これら多様な種は世界の食料問題を解決に導く潜在力を秘めている」


鶴岡に60種類ある在来作物。この種は全て「鶴岡にしかない種」であり、この種の持つ遺伝的多様性が世界的に見れば非常に貴重なものです。この種の持つ可能性を世界の食の問題と対比して考えます。


テーマB:「鶴岡の食の保存文化。食料を保存する文化が世界の食料問題を救う」


漬物や食材を乾燥し、食べ物を長期間保存する文化。鶴岡の食の保存文化は先人の知恵の結晶と言えるものです。この保存文化を見つめ直し、保存して食べるその意味をもう一度考えます。


テーマC:「食材を食べるための知恵「灰汁抜き」。世界にはない知恵が鶴岡の食文化を支えている」


私たちが普段から食べる「とちもち」。この原料となる「トチの実」を食べられるようにするには、様々な工程が必要な「灰汁抜き」という作業が必要です。では、世界にはこの作業があるのか、「トチの実」は世界で食べられるのか。食材を食べる知恵をもう一度考えます。


テーマD:「栽培漁業や魚の放流は世界の水産資源を守ることにつながる」


魚の放流事業は、栽培漁業の一環として行われています。鶴岡では子供たちが放流事業を行い、「海の豊かさと何か」を実体験を加え、学んでいます。この栽培漁業にスポットを当て、持続可能な漁業と海の豊かさを守る文化について考えます。


テーマE:「焼き畑は森林保全と食料生産を兼ねた優れたサイクル」


鶴岡では誰もが知る「赤かぶ漬け」。この原料「赤かぶ」は昔から先人が考えた伝統農法「焼き畑」で作られています。
「焼き畑」自体は世界的に行われていることですが、鶴岡の「焼き畑」と世界で行われていることは何が違うのか。
伝統農法「焼き畑」とあるべき自然環境、農地保全について考えます。




※同時開催で『BISTRO下水道』による下水道資源循環の取組紹介』も開催しております。




 
 

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