冬の行事食

大黒様のお歳夜の献立

大黒様のお歳夜
【12月9日】

大黒様が妻を迎える夜とされています。豆炒りや米炒り、まっか大根(二股大根)を供え、黒豆料理と大根料理を食べて、豊作と子孫繁栄を祝います。豆と大根は畑作物の代表であり、それらを供えることは大黒天を農神として信仰していることを示しています。

●大黒様とまっか大根

大黒様は餅が大好きだったそうです。ある時、餅をたらふくごちそうになり、家に帰る途中腹痛をおこしました。川端で大根を洗っていた嫁に「一本下さい」と頼みましたが、嫁は姑から大根の本数を数えて渡されているので、あげることができず困りましたが、大根の中にあった、まっか大根(二股大根)の一方をかき取ってあげました。大黒様はもらった大根で腹痛を治すことができたので、たいそう喜ばれたそうです。このことから、毎年大黒様にまっか大根を供えることにしたそうです。又、まっか大根は大黒様のお嫁さんだとも言われています。

● 献立内容

(写真のお膳左下から)
*黒豆ご飯
*焼き豆腐の田楽
*ハタハタの田楽(子孫繁栄の願いを込めて作ります)
*黒豆なます
*納豆汁

(写真右)
*米炒り
他に、まっか大根(二股の大根)、豆炒り、升一杯の豆、御神酒、升に財布などを入れて供えます。
このお供え物には一年の収穫や収入を感謝する意味が込められています。
豆尽くしの料理を作る大黒様のお歳夜の料理は、家族がまめ(健康)に暮らせるようにとの願いも込められています。

● 材料(納豆汁 4人分)

納豆(大きめのもの)
1パック(100g)
豆腐
半丁
からとり芋の茎
5g
もだし
7g
わらび
80g
だし汁
500cc
味噌
大さじ3
大さじ3
長ねぎ
適量

 

葉の保存方法

※芋の茎は煮すぎると、サクサクとした歯ざわりがなくなるので注意する。

※納豆を溶かし入れる際に、粗めのこし器を使うと溶かしやすい。

※納豆を入れてから沸騰させると、納豆の風味が消えてしまうので注意する。

※長ねぎの他に、岩のりや刻みのりなどをちらしても美味しい。

● 作り方

<下準備>
●鍋や容器等に芋の茎を入れ、熱湯を注いで蓋をし、蒸らして戻す。戻ったら、水につけてさっとアクを抜いておく。

●塩漬けのもだし、わらびの場合はあらかじめ塩出ししておく。

納豆をすり鉢で粒が見えなくなるまでよくつぶす。つぶれたら酒を加え更によくすり、味噌を少しずつ加えどろどろになるまでよくすりつぶす。

わらび、芋の茎は1~1.5㎝に切り、豆腐は1㎝位のさいの目切りにする。長ねぎは小口切りにする。

鍋に水と焼き干しを入れ、火にかけよくだしを取り、芋の茎、もだし、わらびを入れお湯が沸くまで煮る。

沸騰したら火を止め、 の納豆を溶かし入れ、味を調える。

豆腐を加え火にかけ、沸騰する直前に火を止める。器に盛り、刻みねぎをちらす。

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