食文化の継承

大切にしたい郷土の味「つるおかおうち御膳」を学ぶ講座

鶴岡の各地で母から子へ代々と受け継がれてきた郷土料理。

かつては家庭や地域の行事などの中で自然とリレーしていくことが出来ていました。

現在は、生活スタイルが変化し、家庭料理もグローバル化している中で、郷土料理を伝承する機会、食べる機会も少なくなってしまっているのが現状です。


あたりまえのようにこの土地に根付いていた郷土料理を、これからの世代に繋いでいくきっかけをつくる場として、今回この年間講座を企画しました。

第2講 夏の浜ごっつぉを味わいつくそう!

ふだんは切り身の魚しか買わない…。魚料理に苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。

おうち御膳を学ぶ講座第2講では「由良地域」で活躍する「ゆらまちっく海鮮レディース」を講師に迎え、「イカ」と「ウマヅラハギ」を使った浜料理を学びました。受講生からは、「改めて魚捌きの基本が学べた」「家庭でも早速取り入れたい」などの声をいただきました。(開催日:2019.6.9)

ゆらまちっく海鮮レディースのみなさん

ウマヅラハギの捌き方

【ウマヅラハギの捌き方ポイント】
①最初に口先・角・前ひれを切り落とすのが綺麗に皮を剥くポイント。
②腹側の切り口から肝・内臓を取り出す。
③皮を剥ぐ(口側→尾っぽ方向へ引っ張ると簡単)

茹でたイカに煎り豆腐を詰める

イカの煎り豆腐詰め

イカの煎り豆腐詰め

主婦の味方!冷蔵庫にある野菜ならなんでもOK!

豆腐との組み合わせでヘルシーでボリュームある一品に。


【イカ料理を美味しく仕上げるコツ】

①イカの胴から足・肝、中骨を外す。

②イカの胴内を洗いながら中に残った白いわた部分もきれいに取り除く(料理に仕上げた時の水っぽさが改善される)


【材料】

イカ        6杯

木綿豆腐      1/2丁

彩り野菜        

 ミックスベジタブル 2 cup

 ピーマン      2個 

 シイタケ      2個

 人参       半分

 エリンギ     1本


おからパウダー   適量

塩こしょう     適量

醤油        適量

 

【作り方】

① イカの胴を軽く茹でる。

② 野菜を賽の目状の切り塩こしょうで炒める。

③ 木綿豆腐は茹でて水切りする。

④ ②に③を入れ、崩しながら混ぜ合わせる

⑤ ④の粗熱を取り、おからパウダーを加え混ぜ合わせる。

※水分が出ないようならおからパウダー不要。

⑥ ①に⑤をたっぷりと詰め込み、爪楊枝でとめる。

⑦ 油を引いたフライパンで焼き目が付くまで焼き、

  最後に醤油を回し入れる。


※野菜は何でもOK。食感が楽しめるレンコンなどもよい。

※この分量では、中の具は多めに仕上がります。

※豆腐多め、野菜多めなどお好みで調整してください。

簡単いかめし風

簡単いかめし風

残りごはんで出来ちゃう時短「いかめし」
家庭でも真似したい!と大好評でした。

【材料】

イカの胴部分  6杯

炊いたご飯   イカの大きさに合わせて

(調味液)※ご家庭のお好みで調整してください。

酒         50 cc

しょうゆ    100 cc

みりん       50 cc

砂糖        50 cc

水       500 cc


【作り方】

①イカの胴を軽く茹でる(茹でるとご飯を詰めやすい)

②茹でたイカにご飯を詰め込み(できるだけパンパンになるように)、爪楊枝でとめる。

③調味液を火にかけ、煮立ったら②を入れ煮込む。

④イカがに調味液の色が染みてきたらOK。

(調味液の煮詰まり具合を見ながら。中のご飯はあっさり仕上がるので食べる際に煮詰めた調味液をタレのようにかけても美味しい)


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