荘内大祭は、荘内神社が創建された明治10年に、旧藩主酒井公を慕う市民の手によってかつての参勤交代が再現されたお祭りです。鶴岡公園周辺を天下人秀吉より賜った金びょうたん槍を先頭に、奴振り、鎧武者の甲冑列など総勢約500名からなる歴史絵巻さながらの大名行列がねり歩きます。また荘内神社を舞台に、酒井公が手厚く保護したという国指定重要民俗文化財「黒川能」が奉納上演されるほか、夜には、鶴ヶ岡城の外堀であった内川の水面を灯籠流しの灯りが彩ります。