写真左|ブナ  写真右|赤川

つるおかおうち御膳
伝統行事と食文化

  ここ鶴岡市では、日本の中でも四季の変化がもっとも豊かに感じられる自然環境に恵まれています。
山菜やきのこなどの山の幸、米、たけのこ、枝豆などの里の幸、サクラマスや寒鱈などの海の幸など、四季折々の豊かな食材に恵まれ、一年を通して、旬の味をふんだんに活かした多様な食文化を楽しむことができます。
  また、各家庭に受け継がれる「郷土食」や古くから伝わるお祭りの中で振る舞われる「行事食」も数多く残されています。ここでは、鶴岡の代表的な郷土食・行事食をご紹介いたします。
写真上|豊富な山菜の数々
写真下|サクラマス
 

春の行事食

  • 春の行事食
    春の行事食【端午の節句】

    奈良時代から続く行事です。古代中国より伝わり、端午の日は野に出て薬草を摘み、ヨモギで作った人形を戸口にかけたり、菖蒲を入れた酒を飲んで病気などの災難のお祓いをしていた日でした。

春のおうち御膳


おうち御膳【夏の行事食】

  • 夏の行事食
    夏の行事食【お盆】

    13日の精霊迎えから16日の精霊送りまでの期間を言います。ご先祖様の霊を迎え、霊を供養する行事です。

夏のおうち御膳


おうち御膳【秋の行事食】

  • 秋の行事食
    秋の行事食【田の神上げ】

    春に山を下った神が『田の神』となり、その勤めを終える秋には山に登って『山の神』となると言われています。田の神上げとは、一年間田を守っていただいた神様に感謝し、田の神が山に帰るのを送る行事です。

秋のおうち御膳


おうち御膳【冬の行事食】

  • 冬の行事食
    冬の行事食【大黒様のお歳夜】

    大黒様が妻を迎える夜とされています。豆炒りや米炒り、まっか大根(二股大根)を供え、黒豆料理と大根料理を食べて、豊作と子孫繁栄を祝います。

冬のおうち御膳

【つるおかおうち御膳改訂令和4年版】を発刊しました。

平成22年に発刊された『つるおかおうち御膳』。発刊以来、約25,000部が販売され、多くの方に親しまれてきました。 改訂令和4年版ではレシピの見直し、追加と入れ替えを行いました。また、鶴岡の食文化や郷土食の新たな「教科書」として読んでいただけるよう、鶴岡の郷土食と食文化にまつわるコラム、地域・家ごとの習わしを語った座談会も掲載しています。冊子には二次元コードを掲載し、作り方動画にアクセスできるようになっています。  材料や作り方はあくまでも目安です。「皆さんのさじ加減で、好きな味で庄内、鶴岡の味をつくり続けてほしい」という願いを込めた1冊です。

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