鶴岡の食文化を紡ぐ人々

  鶴岡の食文化は古くから、「生産者」「漁師」「料理人」「職人」などの手によって継承され、より豊かに、より深く発展してきました。
  その食文化の継承を担っている人々の想いを取材していますのでご紹介いたします。

地域から探す:藤島地区

  • №057~稲の品種改良~ 農業 工藤幸一さん・水田農業試験場 中場理恵子さん
    №057~稲の品種改良~ 農業 工藤幸一さん・水田農業試験場 中場理恵子さん

    明治維新以降、庄内は民間育種家がたくさん生まれ、熱心に稲の品種改良が行われてきた土地柄です。現在も多くの品種がその遺伝子をひく『亀の尾』も庄内の農家、阿部亀治が生んだ品種です。このほかにも庄内からは59名の民間育種家から175もの品種が生まれています。今回は、数多くいる民間育種家の中でも、36品種を選抜した工藤吉郎兵衛を先祖に持つ工藤幸一さん、山形県の水田農業試験場の中場さんに民間育種や米の品種改良のお話を聞きました。

  • №047〜マコモダケ〜  上新田農事組合法人 板垣吉徳さん
    №047〜マコモダケ〜 上新田農事組合法人 板垣吉徳さん

    近年、秋になるとスーパーで見かける機会が増えた野菜の一つ、マコモダケ。実は庄内で作り始められたのは、ほんの15年ほど前で、それまではほとんど流通していませんでした。今回は庄内に入ってきた当初からマコモダケ栽培を行っている上新田農事組合法人の板垣吉徳さんにお話をお伺いしました。

  • №039〜にんじん〜 野菜農場叶野 叶野幸喜さん
    №039〜にんじん〜 野菜農場叶野 叶野幸喜さん

    藤島の集落の中から少し離れた山の道を進み、森が深くなってきたな、と思うと、いきなり空が目の前に広がり、畑が前面に見えてきます。今にも山から動物たちが出てきそうな雰囲気。野菜専門の農家は少ない中で、ニンジンやジャガイモを中心に農協のほか給食センターやレストランに直接販売している野菜農場叶野さん。今回は、息子さんの幸喜さんに家族経営で野菜づくりに向き合う野菜農場叶野さんのお話を高原の畑の中でお聞きしました。

  • №036〜和からし〜 有限会社 月山パイロットファーム 相馬大さん
    №036〜和からし〜 有限会社 月山パイロットファーム 相馬大さん

    高原の風が気持ちいい5月、月山パイロットファームの相馬大さんに、在来の和からしのお話をお聞きしました。在来の和からしは、現在日本国内でも生産しているところがごく少なく、希少なものですが、種を受け渡しながら大切に育てています。

  • №006〜たんぼの黒豆〜 加工クラブあお空 成沢久子さん
    №006〜たんぼの黒豆〜 加工クラブあお空 成沢久子さん

    「在来作物」という言葉をご存じでしょうか? 鶴岡の食文化では欠かせない言葉ですが、改めて説明いたします。 ある地域で世代を超えて栽培者自身が自家採種などによって栽培・保存を続けながら生活に活用してきたものを「在来作物」と定義されています。(引用:山形在来作物研究会の定義) 今回は、鶴岡の在来作物で藤島地区の「たんぼの黒豆」をご紹介します。


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